新しいサービスを始めるとき、あるいは独立して事業を立ち上げるとき。まずはスモールスタートでお金をかけずに始めたいと考える方は多いと思います。
「やっぱりコーポレートサイトがないと始まらないよね!」
「かっこいいロゴを作ってブランディングしたい!」
それももちろん大事ですが、限られたスタートアップ資金のなかでまず何をすべきか、と相談されたら、弊社では「メインビジュアルになる写真だけはプロに頼んで撮った方がいいですよ!」と答えます。
なぜ写真にこだわるべきなの?
なぜ「まずは写真」と言うのか。
もちろん、既にコンセプトがしっかりしていて予算もあるなら、コーポレートサイトやロゴを作ってからスタートできるのに越したことはありません。しかし、スタートアップ時にはまだコンセプトがしっかり固まっていなかったり、事業を進めていくにつれ、やはり見直したい、となることもしばしばです。
コーポレートサイトやロゴも、作るとなるとそれなりにお金も時間もかかるもの。印象的な写真一枚あれば、SNSのアイコンやカバー写真として、あなたの事業の顔となってくれます。それだけでなく、プレスリリースを打つときや、取材を受けて「掲載用の写真をご提供ください」と言われたときなど、意外と写真の出番は多いもの。その度にストレージの中を検索したり、新たに撮影したりするのは大変です。「これさえ使っておけば、どこに出しても恥ずかしくない!」というプロクオリティの写真は、忙しいあなたの強い味方になってくれます。
さらに、写真の情報伝達力は文字の約7倍と言われています。1分間で伝えられる情報量は、文字だけであれば300字程度なのに対し、写真はなんと2000文字分!なるべく多くの人に自分の事業を知ってもらいたい、しかし時間もお金もない!という時にこそ、写真の力を活用すべきなのです。
メインビジュアルとなる写真は、まさに「ヒーロー」
Webサイトで一番トップの目立つところにある写真のことを、専門用語で「ヒーロー写真」と言います。一番にユーザーの目に入り、その会社やサービスを最も印象づける写真です。きっと突貫工事で作ったんだろうな・・・というサイトでは、明らかに素材サイトからもってきたような当たり障りのない写真が使われていることが多々見受けられますが、本当にもったいない!わざわざサイトを訪れてくれたユーザーに、わざわざ「当たり障りない」印象を植え付けているのですから。「当たり障りない」だけならまだしも、「日本の会社なのに、なんだか風景が海外っぽい・・・」「社員っぽく写ってるけど明らかにモデルっぽい・・・」というのは、やはり違和感として残りますし、会社の信用度にも関わります。あなたのサービスや商品を最初に印象づけ、成功に導く、まさしく「ヒーロー」になる写真には、ぜひ最初の段階でこだわって欲しいのです。
どんな写真を用意するべき?
では、新しいサービスや事業を始めるとき、どのような写真をまず用意するべきでしょうか?具体的な商品や施設がある場合は、当然それらが映っているものがいいでしょう。弊社ではよく写真の種類として「説明写真」「イメージ写真」という言い方をします。商品パッケージや施設の全体像がわかるように映したものが「説明写真」。お皿に持ったりモデルに着用してもらったり、施設でも象徴的な部分や活用シーンを切り取って、使用時のイメージを想起させるものが「イメージ写真」です。それぞれの役割を理解して、両パターン用意しておくと、後でさまざまなシーンに活用できます。カメラマンに依頼する時に、「説明写真とイメージ写真、両方撮って欲しいんです!」とオーダーすると、どのようなイメージで撮影するか、相談にのってくれるでしょう。講師業やコンサルなど、モノとして表現しずらいサービスの場合は「人」を見せるのが一番!いわゆるポートレート写真でも、照明やポージングで印象はガラッとかわります。かっちりしたイメージで信頼感を表現するのか、ラフなポーズで親しみやすさを表現するのか、カメラマンにイメージを伝えると良いでしょう。
写真撮影だけでもOK!お気軽にご相談ください。
写真が重要なのはわかったけど、うまくイメージを伝えられるか自信がない・・・という方もご安心ください。はなぶさは映像制作で培った撮影技術、Webサイトからパッケージまで幅広く手がけたブランディング経験を生かし、これからブランディングに力を入れたいと考える地域企業やスタートアップの経営者の皆さまのサポートをいたします。顧客にどのようなイメージをもってもらいたいのか?これからどんなシーンで活用していきたいのか?丁寧にお話しを伺いながら、プロデューサーが二人三脚で伴走していきます。無理な提案や営業は致しませんので、お気軽にご相談ください。